火事 fire 2004 4 30

家が火事なのに、みんな、仲良く、座って、テレビを見ている。

これは、痴呆老人のことではありません。
これは、政府や日本国民のことです。

 日本が危機的状況にあるのに、
みんな、仲良く、座って、テレビを見ているのです。
 家が火事ならば、火を消すか、避難するか、どちらかです。
しかし、今の状況では、
みんな、座って、テレビを見ている状況に近いのです。
 あるいは、台所が火事で、居間は、火元に近すぎて危険だから、
とりあえず、テレビを持って、応接間に移動しよう。そんな感じでしょう。
 このまま、消防士が来るまで、テレビを見ているのでしょうか。
そんなことでは、みんな、焼け死んでしまいます。
改革の主役は、消防士ではなく、自分自身です。
 確かに、企業の改革は、終わったかもしれませんが、
政府や地方政府の改革は、まだ、これからでしょう。
こうした改革は、誰かがやってくれるのではなく、
国民や住民が、改革の主役です。
 外国にも、そういう国があります。
いつか、救世主が到来して、自分たちを救ってくれる。
そして、改革もしないで、長年、救世主を待ち続ける。
しかし、自分たちが、自ら救世主にならなければ、何も解決しません。

「神は、自らを助ける者を助ける」





































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